『locca』って?その仕組みや料金体系など
ブランド(運営会社) | locca ウォーター サーバー(株式会社ライフセレクト) |
簡単な特徴 | 水道直結、水道水補充(浄水型) |
サーバーと機能 | ①リフィルサーバー
カラー:ホワイト・ブラック 機能:エコモード・施錠蓋・UV殺菌機能・チャイルドロック サイズ:H1,190×W300×D320mm(突起部含まず) 重量:約18.0kg 浄水タンク容量:6.0L 冷水タンク容量:2.0L 温度:冷水約5℃ 温水約90℃ ②SKサーバー(ロングタイプ) サイズ:H 1,150mm・W 255mm・D 510mm 重量:ナノ約26.0kg RO約28・0kg 容量:冷水4.8L 温水3.5L 温度:冷水約4℃~10℃ 温水約78~88℃ ③SKサーバー(ショートタイプS型) サイズ:H 510mm・W 255mm・D 520mm 重量:約20.0kg 容量:冷水4.8L 温水1.65L 温度:冷水約4℃~10℃ 温水約78~88℃ 機能:ダブルUV殺菌・チャイルドロック・漏水防止センサー メンテナンス:年1回 |
初期費用やその他費用 | 【サーバーレンタル料】
フィルター(ナノ):3,891円 フィルター(RO):5,437円
フィルター(ナノ):2,875円 フィルター(RO):4,800円 ※初回設置料として11,000円を支払うと、上記料金より550円割引になります。 【初期費用】 初回登録手数料:3,000円 【その他費用】
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解約(違約金や撤去費用など) | ①リフィルサーバー…3年以内の解約で解除手数料15,000円
②SKサーバー…3年以内の解約解約金+サーバー撤去費用11,000円が必要
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※料金は税抜表示
浄水型ウォーターサーバーって?|水道水補充型・水道直結型
浄水型ウォーターサーバーとは、水道水を特殊なフィルターでろ過し、ウォーターサーバーから冷水、温水として利用できるという仕組みです。
水道水を利用しているため、一般的なボトル式のウォーターサーバーのようにお水が無くなればボトルを交換する…というような手間がなく、毎月定額料金でお水が飲めるのが特徴です。
「水道水補充型」は、ウォーターサーバーに設置されている浄水タンクに水道水を入れて使用するタイプのウォーターサーバーです。
浄水タンクに入れた水道水はフィルターでろ過され、安全で美味しいお水に変わる仕組みなので水道工事をする必要がなく手軽に利用することができます。
水道直結型、水道水補充型、どちらの場合も水道水を使用しているため「どこまでろ過出来ているの?」「安全なお水なの?」と心配になる人も多いようですが、loccaウォーターサーバーで使用されているカートリッジの特徴は以下の通りです。
ろ材 | 繊維型活性炭(ユニチカ製)・不織布 |
ろ過流量 | 0.5リットル/分 |
ろ過能力 | JIS規格11物質除去可能(総ろ過量400L、除去率80%) |
圧倒的な浄水能力で、水道水に含まれているミネラルは残しつつ残留塩素、2-MIB(カビ臭)、CAT(農薬)、溶解性鉛、総トリハロメタン、クロロホルム、などは除去することが可能です。
そのため気になる安全性はもちろん、カルキ臭もなくお水本来の味を損なうこともないため、いつでも安全で美味しいお水を飲むことが出来ます。
一方、「水道直結型」とは水道管に直接チューブ等をつなぎ、給水された水道水をフィルターでろ過する仕組みです。
そのため、水道水の補充をする手間はありませんが水道管の工事が必要です。
ただ、工事といっても大掛かりなものではなく30分ほどで終わる簡単な工事ですので賃貸でも問題なく設置できることがほとんどです。
メリット・デメリットは?
メリット | ・定額制なので低コストでお水が飲める
・ボトル交換の手間がない ・高機能で衛生面・安全面が安心 ・ボトル置き場不要 |
デメリット | ・初期費用がかかる
・3年以内に解約をすると解約金がかかる ・お手入れが面倒 ・使用量が少ない人は割高 |
メリットについて
○定額制なので低コストでお水が飲める
ウォーターサーバーを選ぶ際、お水が美味しいかどうかも重要なポイントですが、お水が美味しくても料金が高ければ長く続けることができません。
そのため、「できるだけ低コストでお水を飲みたい」と考える人は多いと思います。
loccaウォーターでは、水道水を特殊なフィルターでろ過してウォーターサーバーで冷水、温水として利用するタイプのため、ボトル式タイプのウォーターサーバーのように12Lボトル1本○円という料金設定ではなく、でリフィルサーバーなら月額2,860円。
SKサーバーなら月額3,980円~と定額料金なのでお水をたくさん使う家庭ほどお得!
ちなみにボトル式ウォーターサーバーの場合は1本12Lで1,500円~2,000円前後ですので、お水を飲む家族が多いほど定額制の方がお得ということがわかりますね。
これまでボトル式ウォーターサーバーを使用したことがある人は何となく分かるかと思いますが、月末になるとお水を追加注文しなくてもいいように節約飲みをする人も多いです。
loccaウォーターなら、水道水を使っているのでボトルの残量を気にすることなくお水を飲むことができるので飲水や料理に使う以外にも洗顔や掃除、植物の水やりなど贅沢にお水を使うことができます。
特殊フィルターにより不純物などは徹底除去されており、安全なお水ですが天然水とは味が異なるため「天然水の味が好き」「天然水じゃないとイヤ!」という人にはデメリットと感じるかもしれませんが、お水の種類に得にこだわりがないのであれば水道直結型や、水道水補充型のウォーターサーバーの方が手軽に利用できるでしょう。
○ボトル交換の手間がない
ボトル交換が必要なウォーターサーバーの場合、お水がなくなると重いボトルを持ち上げボトル交換をする必要があります。
多くのウォーターサーバーのボトルはサーバー上部に設置されていることが多く、一般的なボトルサイズ(12L)の重さは12kgですので、12kgのボトルを1mほど上のサーバー上部へセットするとなると女性や高齢者の方には結構負担ですよね。
そのため、「ボトル交換は夫にお願いしている」という女性は珍しくありません。
しかし、ひとり暮らしの人やボトルのお水が無くなったときにボトル交換をしてくれる人が必ず側にいるとは限りません。
loccaウォーターサーバーの場合は、リフィルサーバーは水道水を補充する必要がありますが12kgの重いボトルを持ち上げて交換する…という負担がないのでより、ウォーターサーバーを利用しやすいでしょう。
○高機能で衛生面・安全面が安心
リフィルサーバーの場合は4ヶ月に1回カートリッジが定期配送、SKサーバーの場合は1年に1回メンテナンスが無料で受けられます。
定期配送ですので、カートリッジの交換を忘れた!なんてこともなく安心ですね。
フィルター交換は簡単に出来るものですし、古いフィルターはプラスチックごみで処理することが出来るのでデメリットと言えるほどの負担ではないでしょう。
(※カートリッジは別途追加で注文することも可能ですが、その際は3,146円がかかります。)
また、ウォーターサーバーのタンク内はUV殺菌機能が搭載されており、電源ON後に10分間UV殺菌し、以降12時間ごとに1回7分間UV殺菌しているため、お水はいつも新鮮です。
夏場など菌が繁殖しやすい季節は特に安心して使うことができますね。
さらに、SKサーバーには漏水防止センサー搭載されており万一漏水した場合、センサーが感知し自動で給水をストップしてくれるので安心!
通常はほとんどのサーバーは、本体下部に漏水防止トレイが敷かれていますが、SKサーバーは景観を考慮し、漏水防止トレイを本体に内蔵ため見た目もスッキリしています。
○ボトル置き場不要
タンク式のウォーターサーバーの場合、新しいボトルと空ボトルを保管する必要があります。
ボトルは洗浄、除菌後に再利用されるため次回配送時に担当者に空ボトルを返却しなければなりません。
注文している本数にもよりますが、12Lのお水が入るボトルなので大きさもそれなりにあるためかなり邪魔ですよね。
中にはワンウェイ式という使い捨てボトルを使用しているウォーターサーバーもありますが、新しいボトルストックを保管するスペースは結局必要ですし、空ボトルを捨てる手間もあります。
また、ボトル式のウォーターサーバー場合はボトルが無くなればボトルを追加注文したり、逆にお水を飲みきれずボトルが溜まってしまった場合は定期配送休止の手続きをする必要があります。
配送休止をするにも2ヶ月以上休止すると手数料1,000円が必要…という会社も多くあり余分な出費となることがあります。
loccaウォーターの場合は、水道水を使用しているためお水の追加注文や配送停止などをする手間もなく自分のペースでお水を使うことが出来るというのもメリットといえるでしょう。
デメリットについて
○初期費用がかかる
loccaのウォーターサーバーを設置するには、リフィルサーバー、SKサーバーどちらも初回登録手数料3,000円がかかります。
他社ウォーターサーバーでは初回登録手数料0円というところも多くあるため、これはデメリットと言えるでしょう。
サーバーレンタル料やメンテナンス料金はかかりませんが、「初期費用をかけたくない」という人は注意してください。
○3年以内の解約で解約料金がかかる
「リフィルサーバー」「SKサーバー」とも契約期間は3年という縛りがあります。
他社ウォーターサーバーでも契約期間の縛りはありますが、大体1年~2年というところが多く中には契約期間の縛りがないところもあります。
「色々な会社のウォーターサーバーを使ってみたい」「短期間で契約を辞める可能性がある」という人にとって3年という長い縛りがあるのはデメリットに感じるかもしれませんね。
また、3年以内に解約をした場合リフィルサーバーは15,000円の契約解除料が発生します。
SKサーバーの場合は設置日から解約日までの期間により解約料金が変わります。
契約年数 | 契約解除料 |
1年未満 | 30,000円 |
1年以上2年未満 | 20,000円 |
2年以上3年未満 | 10,000円 |
さらにSKサーバーの場合は契約解除料金+サーバー撤去料金で別途11,000円が必要です。
そのため、例えばSKサーバーを1年以上2年未満で解約した場合、契約解除料金20,000+サーバー撤去料金11,000円=31,000の費用がかかってしまいます。
SKサーバーの場合はサービス提供エリアに制限があるため、引越し先がサービス提供エリアではなければ解約する必要があります。
そのため、転勤する可能性が高い方などは注意が必要です。
他社ウォーターサーバーの契約解除料金の平均は10,000円~20,000円が多いことを考えると、loccaウォーターの契約解除料は解約時期にもよりますが平均より高めです。
また、リフィルサーバーの場合は3年以内にサーバーを交換した場合、以下の交換事務手数料が発生します。
設置期間 | 交換事務手数料 |
1年未満 | 28,000円 |
1年以上2年未満 | 21,000円 |
2年以上3年未満 | 15,000円 |
3年以上4年未満 | 8,000円 |
4年以上5年未満 | 2,000円 |
5年以上 | 無償 |
サーバー交換をする場合、5年以上使用しなければ有料になってしまうというのも、期間が長くデメリットと言えるでしょう。
○お手入れが面倒
リフィルサーバーは、衛生状態を保つため1週間ごとにお手入れをする必要があります。
お手入れ方法は、
- 本体を布で拭き取る
- エアーフィルターと浄水カートリッジを外して、浄水タンクをやわらかいスポンジで洗い流す
- 水の注水口はブラシなどで洗う
ボトル式のウォーターサーバーの場合も、蛇口付近の拭き取りやサーバー本体の拭き取り、水受け皿の洗浄、ボトル交換時の拭き取りなどが必要なので特別loccaウォーターのサーバーは洗浄するパーツが多いというわけではありませんが「週に1回大きな浄水タンクを洗うのが面倒」と感じる人にはデメリットになるでしょう。
○使用量が少ない人は割高になる
loccaウォーターサーバーは、定額料金ですのでお水をほとんど使用していなくても定額料金を支払わなければなりません。
使用量の多い月と少ない月がある…という人や、料理などにもお水を使う、家族が多い人の場合はloccaウォーターサーバーがおすすめですが、お水の使用量が少ない家庭や、ひとり暮らしの方などは割高になってしまうというデメリットがあります。
特徴とポイント|仕組みや魅力について
水道水を注いで浄水!【リフィルサーバー】って?
loccaの「リフィルサーバー」は、浄水タンクに水道水を補充する水道補充タイプのウォーターサーバーです。
料金は月額2,860円で他社ウォーターサーバーよりも100円以上安くなっています。
リフィルサーバーは、サーバーに設置されている浄水タンクに水道水を注ぐだけで美味しく安全なお水を飲むことができるため、必要なだけ補充するだけでいいので経済的ですし、エコモード機能搭載なので電気代の節約も出来ます。
水道直結型のウォーターサーバーの場合は、水道とサーバーを繋げる必要があるため水道のある場所でなければ設置できませんが、浄水型のリフィルサーバーはどこにでもウォーターサーバーを設置できるのが特徴です。
また、UV殺菌機能が搭載されているためサーバー内部はいつでも清潔な状態が保たれています。
衛生状態を保つため定期的にカートリッジ交換が必要ですが、カートリッジは4ヶ月に1回定期配送されるため、いつも清潔なお水を飲むことができます。
カートリッジ交換は簡単にできるものなので、初めて利用する人でも心配ないでしょう。
水道直結でラクラク!【SKサーバー】って?
「SKサーバー」は、水道直結タイプのウォーターサーバーです。
水道直結タイプですので、30分程度の水道工事が必要になりますが、浄水タンクに水道水を補充する手間がなくいつでも新鮮で美味しいお水が飲めるのが特徴です。
料金はサーバーの種類と選んだフィルターにより異なります。
サーバータイプ | フィルター種類・料金 |
ロングタイプ(L型) | ・ナノ…4280円
・RO…5,980円 |
ショートタイプ(S型) | ・ナノ…3,980円
・RO…5,280円 |
また、設置場所は水道のある場所に限られるため「寝室にウォーターサーバー設置したい!」など設置したい場所があっても場所によっては設置出来ない可能性があります。
その他の特徴に、SKサーバーには最高温度95℃のお湯が出るという特徴もあります。
多くのウォーターサーバーの温水の温度は80~最高90℃がほとんどでです。
コーヒーやお茶を入れるには丁度いい温度ですが、インスタント食品にお湯を使いたいときなどは少し物足りない温度のため「インスタント麺を食べようとウォーターサーバーのお湯を使ったら温度が足りず麺が硬かった…」なんてことがあります。
SKサーバーは業界最高水準の最高温度95℃のお湯が利用できるため、インスタントフードの調理にも活躍しますし、料理の際の時短にもなりますね。
リフィルサーバー同様UV殺菌機能が搭載されているため衛生面も安心です!
loccaウォーターサーバーがおすすめな方は?
loccaウォーターサーバーがおすすめな人は以下の通りです。
○低コストでお水の量を気にせずたくさん使いたい人
loccaウォーターサーバーは定額料金ですので、お水の量をたくさん使う人、家族が多い人におすすめです。
ボトル交換タイプのウォーターサーバーの場合は1本1,500円~2,000円と料金がかかりますので、お水の使用量が多ければ多いほど料金がかかります。
使用量によってはお水代だけで月に10,000円近くなるケースもありますし、使用量が多い人や洗顔、掃除などにも広くお水を使いたい!という人はloccaウォーターサーバーが向いていると言えるでしょう。
○購入ノルマなどを気にせず自分のペースで飲みたい
ボトル交換タイプのウォーターサーバーでは、「毎月12Lボトルを2本注文してください」という注文ノルマがあるケースがほとんどです。
お水が飲みきれずボトルが溜まってしまった場合は休止手続きをする必要があり、休止期間によってはさらに料金が発生することも珍しくありません。
そのためお水が溜まらないように急いで飲む人も少なくありませんので、「自分のペースでお水を消費したい」という人や「凄くお水を使う月があったり、ほとんど使わない月がある」など使用量がバラバラな人に向いています。
また、機種別で見てみると「好きな場所にウォーターサーバーを設置したい」「水道工事をしたくない」「ウォーターサーバー撤去費用など、お水代以外にかかる料金を少なくしたい」という人は、好きな場所に設置できるリフィルサーバーがおすすめです。
「浄水タンクへ、水道水を補充するのが面倒」
「フィルターの種類を選びたい」
「ウォーターサーバーを置くスペースの確保が難しいのでコンパクトサイズのウォーターサーバーが欲しい」「使用量はそれほど多くないので小さなタンクで足りる」
という人はSKサーバーがおすすめです。
ただ、SKサーバーの場合はウォーターサーバー撤去費用と3年未満の解約は使用年数に応じた契約解除料金が発生します。
引っ越し先がサービス対象外の場所の可能性もありますし、引っ越しなどに伴う移設の場合は、移設料(撤去・設置)として22,000円が必要となるため転勤など引っ越しが多い人は注意してください。